やんきーかんとくのひとりごと

3人の息子達とヤンキース…ぼちぼちと綴っています

泣いても笑っても

昨夜の0時前…汗だくの長男坊が、いつもの素振りを終えて一言。
「俺がバット振るのん、今日で終わりかもな…」
初め、なんの事か?分からなかったが…続く嫁の「明日やねんな」の一言で、直ぐに理解した。

明日「最後の夏」のメンバー発表があるのだ。。

アカンタレだった長男坊が「お父さん、俺野球がしたい」と言ってきた小3の夏から…9年。
あっという間だったが、色々あったなぁと思い出された。。


キャッチボールすら出来ない息子を連れてあちこちの少年野球チームに見学に行った事。

入ったら入ったで…下の学年の上手な子にイジられて泣いていた事。

「上手くなったらイイねん!」とチームの活動の以外の時間は朝も夜も二人で練習した事。

初めて貰って来たボロボロのユニホームを抱いて寝ていた事。

5年生で初めて試合に出た事。

6年生でショートのレギュラーになった事。

初めて、公式戦で最終回のマウンドに立って…3連続三振を取った時のなんとも言えない表情の息子。

父親の「理不尽な怒り」に…何度も何度も泣かされた息子。

卒団式に…「感謝の手紙」で、今の自分は…お父さんのお陰!と泣きながら言ってくれた事。

中学に上がる時に、硬式に入れたかった「父」に…「僕は野球部でやりたい(泣)」と、頑張って言った事。

顧問の先生から…キャプテンを任せたいと言ってもらった事。

ほとんど応援に行ってやれなかった事。

天高野球部のユニホームを持って帰って来た事。

2年生の秋、ベンチ入りが出来ずに…一人…部屋で泣いていた事。

第三学区大会の決勝の舞台に「ショート」で立って!優勝した事。

3年生の春季大会で「16」番の背番号を嬉しそうに見せてくれた事。

メンバーとして勝ち進んで、ベスト16迄、勝ち上がった事。

毎日、毎日…寝る間を惜しんでバット振っていた事。

そして…「「野球」」を通じて、「かけがいのない友人」が沢山出来た事。。



17才の彼の流した涙のほとんどは…野球によるものだが…

野球で流す最後の涙が、どのタイミングであれ…

胸を張って!欲しい!

そして…いっぱい泣いて欲しい(*^^*)